よく使うtool 15-07
環境
Win 7 64bit環境。
紹介していないものをメインに、メモを兼ねて載せておきます。
スタートアップ管理
Startup Delayer
- CPU負荷状態や指定時間で、遅延起動や順番も指定可能
- スタートアップに登録したソフトを起動させるランチャも付属
現状、スタートアップ項目が20個以上になっている為(どうしてこうなった)、遅延起動と順番を指定しないと厳しい。
脆弱性緩和
Malwarebytes Anti-Exploit
- ブラウザやJavaなどの脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃から保護
脆弱性が発覚してから修正されるまでの間に攻撃されるケースが多いので、入れておいた方がいいかなと。
無料版だと、主要WebブラウザとJavaのみですが、有料版だと、PDFリーダー、Word、Excle、PowerPoint、メディアプレイヤーも保護可能。
コマンドラインランチャ
ZiiLauncher
- プラグインで機能拡張出来る
- 登録アイテムプラグイン
- ファイルインデックス/ファイルインデックスDB プラグイン
- 環境変数Pathプラグイン
- ファイル名を指定して実行プラグイン
- 数式(JScript.Net)プラグイン
- Googleサジェストプラグイン
- 翻訳プラグイン
- ドライブ一覧プラグイン
- マイネットワークプラグイン
- コントロールパネルプラグイン
- luaスクリプトプラグイン
- IronPython,IronRubyスクリプトプラグイン
- タスク一覧プラグイン
- 一行メモプラグイン
- マクロプラグイン
- クリップボード履歴プラグイン
- Windowsユーティリティプラグイン
登録アイテムプラグインで、ボタン型ランチャみたいにマウスから呼び出せる。
ファイルインデックスプラグインで、fenrirみたいな検索型で(Migemo対応)、引数も渡せます。インデックスする場所指定はfenrirと少し挙動が違うので注意。スキャン時間はfenrirの方が少し早いです。
他には、Google検索や翻訳も便利で、タスク一覧プラグインで、インクリメンタル検索で切り替え出来るのは楽です。数が多いと後ろに回って見えなくなったソフトも見つけやすい。
fenrirで出来たのにこちらで出来ないこともありますが、そこはfenrirを非常駐モードで使用。
クリップボード履歴プラグインを無効にする
pluginsフォルダのPluginClipboard.dllを別の場所に移動するか、削除する。 ファイルインデックス以外のプラグインは、プラグイン管理から基本無効にして、設定したキーから呼び出して使うようにすると、普段検索する時に他の表示がされなくて見やすいと思いますが、クリップボード履歴プラグインは無効に設定してもクリップボード機能が動いてしまう為。
まったく使わないプラグインがあるときは、上記のように別の場所に移動したりすると、少し軽くなります。
階層メニュー型ランチャ
Orchis
- デスクトップ画面をダブルクリックなどで呼び出したり、ホットキーでも呼び出せる
- 簡易ファイラとしても使用でき、ランチャ/ファイラ を複数作成して使用も可能
- 階層式なので、ボタン型ランチャで、登録数が増えて管理が大変になることが少なめ
- アイテム登録する時、作業フォルダを「参照先ファイルと同じフォルダに設定」すると、次に起動した時に何故か「ドキュメントフォルダ」に設定される為、起動できないアイテムが出てくる可能性あり(ポータブルインストール release 14.0419)
コマンドラインランチャとの使い分けですが、起動したいソフト名を忘れた時や、一時的に登録したいアイテムがあるときに使っています。カテゴリっぽく分けているので、そこに移動すれば思い出すことが多い。
ファイラは下記のものを使用しているので使っていません。
作業フォルダを参照先ファイルと同じフォルダに設定したい
フォルダを指定にすると、ドキュメントフォルダに戻らなくなりますので、参照先ファイルと同じフォルダのパスを設定。
ファイラ
Paper Plane xUI
- ファイル操作用のツール集
- コマンドプロンプトコンソール
- ファイラ/ファイルマネージャ
- マルチフォーマットビュワー。テキスト/画像/16進ダンプ 表示。各種コード等の切替、HTMLタグの簡易解析など
- ホットキー処理/ウィンドウ版コマンド 実行
- 1画面や2画面表示も出来る
- Moduleを追加することで色々なカスタマイズが可能
- カスタマイズが非常に難しいが、色々出来る
他のファイラに比べてカスタマイズが非常に難しいので、検索して詳しく解説している方々を探すことをお勧めします。
他だと出来ないだろうと思うことも出来たりするので便利です。
1画面で使用しています。タブが使えれば問題ない。2画面の有効性が分からないだけかも。
マウスのみでファイル操作するときは使いづらく感じたので(設定していないだけかも)、その時は、As/R使用しています。
参考サイト
ZiiLauncherで表示したパスを、Paper Plane xUIでフォルダを開く 設定
タスクバーのZiiLauncher右クリック > 設定 > 実行メニュー > 実行キー3[Ctrl+Enter]
1 | * PPCW 新ペイン C:\tools\PPX\PPCW.EXE -pane:0 $P(Q) |
区切りのスペースはtabです。
Keyhac使用して、LShift-Fで、Migemo 部分一致検索
config.py
1 | # -------------------------------------------------------------------- |
インクリメンタルサーチのAltキーカスタマイズが分からなかったので、keyhacで割り当てました。
使用しているインクリメンタルサーチは、元々Shift-J
ですが、Paper Plane xUI側で割り当てしなおしています。
普段は全方一致検索ですが、一部の音楽ファイルなどを検索する場面などで、Migemo部分一致は便利。
ファイル管理
FenrirFS
- Gmail風にファイルをラベルなどで 管理/分類
- ラベルやファイル名以外に、ファイルに付けたコメント機能でも検索可能(Migemo対応)
- スマートフォルダ機能で、よく使う/今日/1週間/1ヶ月/4ヶ月/1年 などで簡単に分類
- プロファイルも複数作成可能で、フォルダ振り分け機能に自動同期あり
- 画像やPDF、テキストファイル、音楽ファイルをプレビュー可能(Susie対応)
- EvernoteやTwitterにアップロードできる
- Portable版あり
クラウド機能のない、Evernoteみたいなソフトといえば分かりやすいでしょうか?
Dropboxなどと連携すれば補えますが、Windows用なのがネックかな。
ファイル追加時に、同期先フォルダの名前から自動でラベルを生成して、ファイルに関連付ける機能が便利です。自動でラベルが付きますので楽です。その代わり、フォルダを整理しておかないと駄目ですが。
個人的には画像管理に使っていて、画像を探すのにも閲覧するのにも、従来のフォルダ管理と違って手間が少なくて便利です。
プロファイルを複数作成して、このプロファイルは音楽ファイルのみ。みたいに使い分けしてもいいかも。
ちなみに、Evernoteは無料版使用しているので、テキストメモメインで使っています。
クリップボード拡張
Clibor
- ホットキー対応
- 履歴を選択するときに英数字でも選べて、自動貼り付け可能
- FIFO/LIFO 貼付け
- 暗号化+起動パスワード設定
- 検索でMigemo対応
- 定型文の登録やマクロ
- クリップボードの自動整形、複数選択、除外リスト
クリップボードと定型文は、それぞれ違うホットキーを割り当て出来るのもいいです。
FIFO/LIFO は、連続コピーして連続貼り付けができますが、設定で、このモードの時は履歴に保存しないことが出来るので、履歴に保存したくないものをコピーして貼り付けするときにも便利です(最後にコピーしたのはOSが覚えている)
起動パスワードも設定できるので、少し安心かなと思います。
よく使う定型文
1 | _<$CLB_HDATE>yymmdd</CLB_HDATE> |
_150725 みたいに表示して、ファイル名に日付を付けたいときに便利です。
_を後ろに付ける、付けない3パターンをよく使っています。
付箋
CloudSticky
- 特定のタグが付与されたEvernoteのノートを検索してデスクトップに表示
まだ覚えていないキーボードショートカットを表示して、確認する時間を短縮しています。 前は、Evernoteに記載したToDoノートをCloudStickyで表示して、ToDoリストを1つ終わらせるごとに項目を削除していましたが、Evernote無料版がメールを5件までしか送れなくなり、メールから登録出来なくなったので、ToDoの使い方は他を使っています。
一応、IFTTTやZapierとの連携でメール送信する方法はありますが、面倒かも。
ダイアログ制御
DialogHandler
- コマンドラインから、ファイルを開く/フォルダの参照 などのダイアログを制御
- ファイルを開くなどのダイアログを表示
- 開きたいパスをコマンドラインランチャなどで表示
- コマンドラインからファイル名を指定してDialogHandlerを実行
- ファイルを開くなどのダイアログのパスが、選択したパスへ移動
ファイルを開くなどのダイアログの時に、目的のパスが遠いときに役に立ちますが、動かないソフトもあります。
ZiiLauncherからDialogHandlerで開く 設定
タスクバーのZiiLauncher右クリック > 設定 > キー設定 > カスタム実行キー > 新規 名称 : DialogHandler
キー : Ctrl+D
実行メニュー
1 | * DialogHandler C:\tools\DialogHandler-1.0.014\DialogHandler.x86-64.exe $P(Q) |
区切りのスペースはtabです。
バックアップ
Macrium Reflect Free
- 指定した パーティション/ディスク をイメージバックアップ
- スケジュール設定可能
- レスキュー CD/USB から作成したOSを起動して バックアップ/リストア 実行
- 作成したバックアップイメージはマウントして、仮想ドライブとして利用可能
- 英語なのがネックかも
バックアップ/リストア から戻す前に、先にレスキュー CD/USB を作っておく必要があり。Windows PEベースもしくはLinuxベースを選択できますが、Windowsが無難です。作成したOSを起動してから実行するので、確実性が高くなるかなと思います。
OSをインストールしたドライブを、丸ごとバックアップするのに向いています。時間もCドライブだけですが大体10分ぐらいでした。
今年だけで5回以上バックアップから戻した気がするので、かなりお世話になっています。
ToDoリスト/タスク管理
Wunderlist
- クロスプラットフォーム対応で同期でき、web版もある
- 起動が早く、動作も軽快
- 同種のソフトに比べて、無料版で使える機能が多い
- リストを共有出来る
- Wunderlistに登録したメールアドレスから「me@wunderlist.com」にメールを送ると、アイテム登録できる
- 今日や週のリストのアイテムは並び替えできない
pcで登録した後にメアドを携帯のに変えて、携帯からメール送ってアイテム登録をしています。これなら、ガラケーでも問題ない。送るだけならね。
15-08-15 追記
いつの間にか出来なくなりました。トラブルのせい?
Zapierで、Parse Emails by Zapierと、Wunderlistを連携させて、メール送信が無難かと思います。
今日や週のアイテムを並び替えする
ユーザーが作成したリストに、今日や週のアイテムを登録して、作成したリストの中でアイテムを並び替えすれば、その並び替えが反映される。
ポータブルブラウザを既定ブラウザに
SetBrowserEx
- 簡単操作
ポータブル版ブラウザを利用している方にはポピュラーかも。
普通は、ポータブル版ブラウザの設定で既定にしても、ポータブル版ではない本家が起動してレジストリなどに書き込まれるか、そもそも動かないと思います。
普通はレジストリを弄るらしいですが、簡単に変えられるのが嬉しい。
Google Chrome Portable使用中。
Hit-a-Hint
Hit-a-Hint for Windows
- ボタンやタブ、タスクバーなどにヒント文字を表示して、ヒント文字を入力すると、クリック、右クリックなどが実行できる
- ウィンドウ操作モード
- タスクバー操作モード
- タスク切り替えモード
- 画面分割狙撃モード
- 連続でHit-a-Hintも可能
特殊なウィンドウを持っているソフトは、その部分で動かない。
ウィンドウ操作モードで、Chromeの時はメインウィンドウには表示されないですが、メニューやタブ、表示している拡張機能アイコンには表示されるので、キーボードショートカット機能がない拡張機能を使いたい時に便利かな。
タスクバー操作モードは、タスクバートレイアイコンを右クリックしたいときに便利で、普段非表示にしていても、設定を変更すると対応できる。 画面分割狙撃モードなら、Chromeのメインウィンドウでも動きますが、上手く狙撃出来るかが問題だ。
初期ホットキーがAltを使用するので、そのままだと、Altを使ったプルダウンメニューへのアクセスと被りやすいので、Altを多用している方は変更を。