RAMディスク内でGoogle Chrome Portableを動かす

in tools
  1. 環境
  2. ImDisk Toolkit
  3. Google Chrome Portable
  4. Windowsの起動時にRAMディスクにGoogle Chrome Portableコピー
  5. Google Chrome Portableを規定のブラウザへ
  6. RAMディスク内のGoogle Chrome Portableから必要なものをコピーして、Windowsを再起動やシャットダウン
  7. Google Chrome Portableをアップデートするとき
  8. SSDの延命経過
  9. まとめ
  10. 追記

速度改善ではなく、OSインストールしているSSDの書き換え回数を減らす延命が目的なので、数年でSSD買い換える方は試す必要は低いはずです。
長く使いたいという方用。

RAMディスクの方がベンチマークは速いですが、SSDとの体感速度の違いは実感しにくいと思います。

環境

ImDisk Toolkit

ImDiskをGUIで設定できるtoolで、ImDiskがインストールされていなければ同時にインストールされる。
RAMディスク作成以外に、仮想のハードディスク、フロッピー、CD/DVDドライブ作成、マウントなどもできます。

慣れている方なら、パッケージマネージャーのChocolateyでのインストールがおすすめです。
更新も楽ですし。

OS入れた後は、Chocolateyで入れるソフトは後回しにしているので、上の方の最新版を落として、後で更新をChocolateyに任せています。

高速スタートアップを有効にしていると無効にするように表示される。

ImDisk Toolkitの設定

スタートメニュー > ImDisk > RamDisk Configuration

Basic

RamDisk Configuration Tool

Size: MB
4096 作成したい容量を指定。ブラウザゲームやっているので多めに設定。

Drive Letter:
R: > Z: 作成したいRAMディスクのドライブ文字を指定。

Create TEMP Folder
on Tempフォルダを自動作成

Set TEMP Variables
Set All to:
Z:\Temp
先程指定したドライブにTempフォルダを指定し、Set All To:をクリックすると、全てが置き換わる > OK

OK押して設定反映 > 終了するときはExit

ImDisk Toolkitの右クリックメニュー削除

スタートメニュー > ImDisk > General Settings > Enable entries in context menusをoff

一部ソフトのインストールがうまくいかないことがある

最近は少なくなりましたが、一部ソフトはTempの値がデフォルトでないとインストールが失敗する仕様になっているので、一時的にデフォルトに戻してインストール。

スタートメニュー > ImDisk > RamDisk Configuration > Basic > Set TEMP Variables > Set Defaultsで初期値に戻してOK > OK > うまくいかないソフトをインストール > インストールした後に念の為にPC再起動 > Set TEMP Variablesの値を元に戻す > 念の為にPC再起動

インストールが失敗

Panda Dome

Google Chrome Portable

Google Chrome Portable 64-bit Stable (Test) (web browser) | PortableApps.com

Google Chromeをポータブルにしたもの。

起動するときは、GoogleChromePortable.exeから起動しないとポータブルにならない。
キャッシュの場所は、ImDisk Toolkitで指定したZ:\Temp内のGoogleChromePortableに保存されるはず。

先に、PortableApps.com Platformを入れるのがおすすめです。
パス設定してくれるので、PortableAppsのソフトをインストールするときもパス入力しなくて済み、起動するだけで更新を確認し更新があれば表示してくれて、さらにインストールまでできるので、更新も楽になります。

Chrome Software Reporter Toolを停止

Chrome Software Reporter Toolの停止方法 – GRAPHISOFTナレッジセンター

RAMディスクで動かすので使えないと思う。

時々Software Reporter ToolのCPU使用率がすごく上がることがあるので止める|Akebi|note

  1. C:\PortableApps\GoogleChromePortable64\Data\profile\SwReporterを削除
  2. SwReporterという名前で拡張子なしで、中身空のファイル作成
  3. 作成したファイルを右クリック > プロパティ > 全般 > 属性 > 読み取り専用 on

これで、上書きされないようになります。

ただし、Z:\Tempchrome_BITS_数字番号_数字番号フォルダを何十個も作られるようになります。
RAMディスク内なので気にしなくていいとは思う。

Windowsの起動時にRAMディスクにGoogle Chrome Portableコピー

ImDisk Toolkitに、起動時に指定フォルダの内容をRAMディスクに自動コピーする機能がありますが、別の方法でやっています。
他のフォルダも同時に作成したかったからだとは思うのですが。

パソコンのファイルをrobocopyで手堅くバックアップする方法 | パソコンのバックアップ方法まとめ

バッチファイル作成

robocopy_chrome-portable64.bat

^は改行です。
コピー先に作成するフォルダがすでにあるときはスキップ。
goto a:aに飛びます。
スタートアップ以外で間違って実行したときのフォローです。

downloads-zフォルダとworksフォルダを別に作成していますが、いらない方はその部分を削除すれば動くはず。

ちなみに、下記用途で使っています。

スタートアップにバッチファイルを登録

作成したバッチファイルのコピーをC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startupに貼り付け。

自分は、Startup Delayerで登録しています。

Startup Delayerでスタートアップ管理 - few light

Google Chrome Portableを規定のブラウザへ

Register Firefox Portable with Default Programs in Windows

規定のブラウザ選択画面に選択したブラウザを登録して、選択できるようにするもの。

  1. Path to Firefx Portableの..からポータブルブラウザを探して選択 > Registerを押す
    Z:\GoogleChromePortable64\GoogleChromePortable.exe

  2. Windows-i > アプリ > 既定のアプリ > Webブラウザー > 設定しているブラウザをクリック > アプリを選ぶ > Google Chrome Portable

RAMディスク内のGoogle Chrome Portableから必要なものをコピーして、Windowsを再起動やシャットダウン

ImDisk Toolkitに、シャットダウン時に内容を指定フォルダに書き戻す機能がありますが、別の方法でやっています。
必要なものだけをコピーしたかったからです。

【ROBOCOPY】特定のファイル・フォルダをコピー対象から除外するオプション | ぴぐろぐ

バッチファイル2つ作成

必要なファイルやフォルダのコピーを取りつつ、再起動やシャットダウンするバッチファイルを作成。
最終行が違うだけです。

robocopy-reactivation_chrome-portable64.bat
再起動用

robocopy-shutdown_chrome-portable64.bat
シャットダウン用

コピー元パス
z:\GoogleChromePortable64\Data\profile\Default

コピー先パス
C:\PortableApps\GoogleChromePortable64\Data\profile\Default

/XF 除外ファイル

/XD 除外フォルダ

除外ファイルや除外フォルダは、自分の用途に合わせて設定して下さい。
上記は、除外しまくりの自分用です。

もう少し改行して見やすくしたかったのですが、これ以上すると動かなくなった。
テストするときは、最終行を削除してから実行すれば再起動やシャットダウンはしないので、いつもは確認できないログファイルも探して見れます。

除外している理由

使用しているPocketの拡張機能

1つ目の拡張機能のキーボードショートカットでPocketに投げて、2つ目の拡張機能で保存したサイトを見に行っています。

AcceleReader, Power-up your Pocket experienceは、記事を読むにはPocketのログインが必要ですが、一度認証した後にPocketに投げるだけならログインはいらない。

キーボードショートカット
chrome://extensions/shortcuts > AcceleReader, Power-up your Pocket experience > Add page to Pocket > Alt-p

New Tab - Pocketizerは、Pocketに投げた最適化したサイトを見るときだけPocketにログインが必要ですが、一度認証した後に元のサイトにならログインいらずに見に行けます。

Chromeからバッチファイルで除外したものを削除

  1. Z:\GoogleChromePortable64を念の為バックアップしてから、バッチファイルで除外したファイルやフォルダを削除
  2. C:\PortableApps\GoogleChromePortable64を念の為バックアップしてから削除
  3. Z:\GoogleChromePortable64C:\PortableAppsへコピー

これで、不要なものがコピー 元/先 から無くなります。

コピー前に注意

自分の環境だと、上記をしてからC:\PortableAppsへコピーするとうまくいきます。

再起動やシャットダウンするときは、.batファイル実行から

.batファイルをランチャなどに登録しておくと楽に実行できますが、誤って実行してしまうと非常にまずいので注意。
コマンドランチャのZiiLauncherだと何回か誤爆したので、メニューランチャのOrchisにだけ登録して使用中。

コピーが必要ないときは普段どおりに、再起動やシャットダウンすればいい。

Google Chrome Portableをアップデートするとき

PortableApps.com Platformからアップデートしたとき

  1. コピー元がアップデートされるので、コピー先のZ:\GoogleChromePortable64を念の為バックアップしてから削除
  2. アップデートされたC:\PortableApps\GoogleChromePortable64をコピー(スタートアップに登録したバッチファイル実行でも)

うっかり古いバージョンでアップデート元を上書きしてしまうと、色々おかしくなり、Google Chrome Portableを最初から入れ直すはめになることもあるので注意。
Google Chrome Portable自体を定期的にバックアップすることをおすすめします。

SSDの延命経過

昔に使用していたRAMディスクソフトは違いますし、メモリも違いますが、SSD導入とほぼ同時期にRAMディスクを使用して、RAMディスク内のポータブルブラウザを使用してきました。

Intel SSD 335 240GBを2012年末に購入して、2019年5月末までOSインストール用として使用して、その後、データ用として使用しています。
メインで6年半ぐらい使用していましたが、インテル Memory and Storage Toolで現在調べると、推定余寿命が99%!

まだまだ使えそうというか、後何年使えてしまうのだろうか?
SSDの寿命より故障が先に来そう。

まとめ

ImDisk Toolkitは、Windows10に乗り換えたときに対応していたのがそれぐらいしかなかったので、そこからの付き合いになりますが使いやすいと思います。

ブラウザゲームをよくプレイしますが、そういう用途でもRAMディスクが役に立っていると感じます。
使用率の高いブラウザをまるごとRAMディスク内で使用するのが、一番いい延命なのではないかなと。
SSDのOS使用をやめてもデータ用として使えるので、延命はありだと思います。
最近は、データ用もSSD使う方が多いですし。

ちなみに、Google Chrome Portableのフォルダサイズは513MBでした。
拡張機能をたくさん使用しているので、これ以上は減らせないかな。

追記

2021-04-21

2021-05-06

2021-05-22

2021-06-20

2021-07-12

2021-07-19